横浜のマンション傾斜問題を見て自分ならこうすると思った話
横浜市にある三井不動産レジデンシャルが2006年に販売した「パークシティLaLa横浜」というマンション、傾斜していると不審に思った住民が、専門家に依頼して調べてみたらどうやら怪しい、そして結局杭データの転用という不正が発覚した事件、「あれま!」という感じですが、当事者としたらシャレにならないでしょうね。
旭化成建材という旭化成の子会社が不正を働いたということで、三井不動産側は全額その会社に賠償させるつもりだそうですが、まあ簡単にはこの問題、収まりそうにないですよ。
現在その「パークシティLaLa横浜」にお住まいの方に同情はしますが、現実問題ことの経緯を見守るしかないでしょう。
では、これからマンションを購入しようとする場合、どのような点に気を付ければいいのか、それがいち消費者としては気になるところ。
「大手だから大丈夫」
と信頼して買ったマンションが、傾いたんじゃ、何を頼りに選べばいいのか判断できません。
でも、テレビの解説を聞いていて、ちょっと気付いたことがあります。
杭だとか基礎だとか、そういう建物の基盤のところに、なんらかの不正というか欠陥工事があった場合、普通は10年の間に何らかの不具合が出るそうなんです。
これ、逆に考えれば
「築10年以上のマンションで、大きな不具合がなければそのマンションは大丈夫」
ということになりませんか?
実際、築10年ならほとんど新築みたいでしょうし、値段も中古ということで少し安くなっているでしょうから、これから買うなら築10年~20年くらいの中古マンションが一番安全かも知れませんよ!
ただ、中古に限定してしまうと、なかなか選択肢がせばまります。
立地はもちろんですが、たとえば内装とか間取りとか。
しかし、ここでも逆転の発想をしましょう!
中古で割安のマンションを購入して、リフォーム・リノベーションしてしまうんですよ!!!
もちろん、リフォーム、リノベの費用はかかりますが、新築より中古価格が安いのでその差額を当てればOK。
実際にこういう考え方であえて中古マンションを選ぶ人も多いと聞きます。
今後、新築マンションの施工不良不安が社会的に広がるでしょうから、中古マンションの需要は高まるでしょうね。
となれば、早いうちに探すのがいいかも知れません。
ちなみに、リフォーム・リノベーションもいろいろと相談できるところがあるみたいですね。
ちょっと検索したらこんな会社を発見しました。
僕も資料請求してみようかと思っています。(^^)/