ぷららモバイルLTE(定額無制限)からmineoDプランデュアルタイプ10GBに乗り換えたレビュー
フリーランサーの私にとって、モバイルの通信環境というのは結構重要です。
インターネットを介して、デザイナーとデータのやり取りをすることも多いため、それなりに快適な通信環境じゃないと仕事になりまへん。
ただ、回線にかけるコストをできるだけ抑えたいというのも、人情というもの。
独立してしばらくは、事務所にも有線の光回線をひかずに、WIMAX2+だけでなんとかしのいでいました。
■事務所に有線の光回線 エキサイト光 を導入
しかし、さすがにそれだと遅く、データをfilestrageにアップするのに時間がかかって、イライラということもしばしば。
そこで、仕方なく激安でいつでも解約できるエキサイト光を導入したという経緯があります。
そうなると、WIMAX2+を契約し続けるのもオーバースペックです。月額費用も6,000円近くかかっていてコストダウンを図ることにしました。
■ぷららモバイルLTE 定額無制限プランを導入
WIMAX2+の代わりに、格安SIMとSIMフリー端末のセットでテザリングすることにしました。
そのときに選んだプランが、ぷららモバイルLTEの定額無制限プランです。
これまでWIMAX2+を使ってきたため、「仕事で使う以上、容量制限は無制限がいい!」と頑なに信じていました。
容量無制限の格安SIMは選択肢が少なく、当時はぷららモバイルLTEが最も評判が良かったように思います。
ちなみに、仕事上HPなどで晒す用にモバイルの電話番号がほしかったので、音声通話付きSIMを選択。
そうやってぷららモバイルLTEの格安SIMとASUSのSIMフリー端末にモバイル環境を移行してから、あることに気づきました。
それは・・・
オレ、ほとんどモバイルデータ通信してないじゃん?
ということ。
事務所でも自宅でも光回線を無線LANでとばしており、基本的にモバイル端末でも通信はWi-Fi経由だったのです。
たまに外出したときに、モバイルデータ通信を試みてみると、電波の入りが悪かったりして、あまり役に立ちませんでした。
これでは無制限にしている意味もありません。
もちろん、出張や旅行の時にはそれなりの容量が必要になるため、1GBで済むかと言ったらそれは不安なのですが、どう考えても10GBあれば足りるなと…。
もしかしたら、10GBでも多いかもしれません。ただ、これまで無制限だったので、いきなり1GBや3GBなどの少ない容量に踏み切る勇気がないので、まずは制限ありだけど大容量かなと思いました。
早速、ぷららモバイルLTEを解約することに…。
■スピードと容量でリサーチ
ぷららモバイルLTE 音声通話付きSIM 定額無制限プランは、月額3,736円(税込)です。
容量無制限な分、通信速度は抑えられていて、上下とも最大3Mbpsとなっています。
この最大3Mbpsというのが、速いのか、遅いのか…。
もちろん、最大で3Mbpsなので、それよりも遅くなる可能性は十分あるわけです。
データ容量は無制限の必要がないとわかったので、遅い回線に高いお金を払うくらいなら、同じ金額で、速くて、制限はあるけれど大容量の格安SIMをリサーチしました。
まず速さです。
スピードは、制限付きのプランでドコモ回線を使ったMVNOであれば、ほとんどの格安SIMがクロッシィ(Xi)相当のスピードをうたっていました。
クロッシィ相当のスピードというのは、受信最大225Mbps、送信最大50Mbps です。
クロッシィが使えず、FOMAハイスピードエリアになる場合でも、受信最大14Mbps、送信最大5.7Mbps。つまりぷららモバイルLTE無制限プランの3Mbpsより速いことになります。
制限がある場合、スピードはドコモMVNOならどこの格安SIMも同じ。
であれば、容量はどうでしょうか。
速いスピードを維持しながら、できるだけ容量の多いプランを狙いたいと思い、リサーチしました。
すると、10GB、15GB、20GB、中には50GBの大容量プランを提供する格安SIM事業者もありました。
ただ、個人的に10GB以上使うことはなさそうなので、ここは10GBのプランがある格安SIMであれば候補に残しました。
最後に柔軟性です。
格安SIMの事業者も、最近は競争が激しく、さまざまなオプションをつけて、自社への囲い込みを図っています。
ただ、この囲い込みっていうのが個人的には嫌いです。
有線のインターネット回線でも、2年縛り、3年縛りといった長期契約を条件とするプランがイヤで、縛りのないエキサイト光にしたという経緯があります。
なので、ここは縛りのないプランに絞ることにしました。
■mineo Dプラン デュアルタイプ 10GB に乗り換え
音声通話付きのSIMで、縛りなし、つまり最低利用期間がなくて、違約金や契約解除金がかからない格安SIMはかなり少ないことがわかりました。
その中で個人的に気に入ったのが、mineo です。
mineo は、最低利用期間がない上に、当月使いきれなかったパケットを翌月に繰り越すことができるんです!
mineo の公式サイトを見ると、次のような記述がありました。
Q.使い切れなかったパケットを繰り越しすることはできますか?
A.当月に使い切れなかったパケットは、翌月に繰り越し可能です。ご利用コースの基本パケットだけではなく、パケットチャージしたパケットも同様に繰り越しいただけます。
翌月に繰り越したパケットは、優先的に消費されます。翌月中にも消費されない繰り越し分のパケットは、翌々月以降は消滅します。
最低利用期間がない上に、あまったパケットを翌月繰り越せる。
この2つの条件にビビっときて、mineo に乗り換えることに決定!
早速申し込みました。
ちなみに、mineo Dプラン(ドコモプラン) デュアルタイプ 10GB は、月額3,220円(税抜)です。
税込みでも月額3,478円なので、ぷららモバイルLTE音声通話付きSIM定額無制限の3,736円(税込)よりリーズナブルですね。
⇒ mineo 公式サイトをチェック!
さて、思い切ってmineo に乗り換えてみて、実際の使い勝手はどうなのか?
それはまた、後日レポートさせていただきます。